ローボール・テクニックとは?どんなことに活かせるのか解説【心理法則】

心理法則
スポンサーリンク

ローボール・テクニック

ローボール」とは“誘い玉”のことで、誰もが受け取りやすいボールという意味があります。
その名の通り、相手がとりやすいボール(好条件の要求)を受け取った後に、少し難しい高めのボール(不利な条件の要求)を投げると、それも受け取ってしまう傾向があります。

  • 最初に好条件の要求をして、受け入れたら不利な条件をつけ加える

例えば、「この荷物をちょっと運んでもらってもいいですか?」と比較的受け入れやすいお願いをしたあとに、「3階の部屋まで階段を使って運んでいただきたいです」と少々厄介なお願いをつけ加えても、相手はそれをつい受け入れてしまうのです。

  • 自分:「資料作成のちょっとした手伝いをお願いしてもいい?」
  • 同僚:「うん、いいよ」
  • 自分:「資料用の本を買いに本屋に行ってきてほしいんだ。今手が離せなくて」
  • 同僚:「・・・うん、まあ、近いからいいけど・・・」

例えば、面倒なお願いごとをしたい場合①

下記のポイントを意識してみましょう。

  • 簡単な前置きで承諾させ、都合の悪い要求を持ち出すこと

一貫性の原理」を利用した「ローボール・テクニック」と呼ばれる心理法則があります。
これは、相手にとって都合の悪い要求を最初は隠しておき「お願いごとをしたい」といった前置きで一旦受け入れさせてから、次に面倒な要求を持ち出すという心理テクニックとなります。

誘い玉で受け入れさせる

最初に「誘い玉(ローボール)」を投げることから「ローボール・テクニック」と呼ばれています。

  • 自分:「本棚の簡単な整理をちょっとだけ手伝ってくれる?」
  • 相手:「いいよ」
  • 自分:「そうしたらまずは、あの重いロッカーを外に出したいんだよね」
  • 相手:「う、うん・・・」

例えば、面倒なお願いごとをしたい場合②

下記のポイントを意識してみましょう。

  • 相手を緊張させることで判断能力を狂わせ、要求を通すこと

人は緊張・興奮すると体が硬直したり、心拍数が上昇して冷静な判断をすることが難しくなります。
そのため、不快な状況から抜け出したいという一心で、不本意ながらも相手に従ってしまうケースがあるのです。

怖い話を聞くと冷静な思考ができなくなる

面倒な要求を受け入れさせたいときには、相手が怖がる話をして緊張・興奮させるのも効果的となります。

  • 部下:「この度の失敗、申し訳ございませんでした」
  • 上司:「君、後日役員たちと面談の可能性があるよ」
  • 部下:「え、役員!?」
  • 上司:「まぁ、減給3ヵ月で納得してもらえるように私からお願いしてみるよ」
  • 部下:「それでお願いします!」

最後に

今回は「ローボール・テクニック」について記事にしてみました。
誰かに面倒なお願いをしたいときには、まずは簡単なお願いからしてみるようにしましょう。
そうすることで「一貫性の原理」が働いて、その後の面倒なお願いも受け入れてもらえるようになるでしょう。

コメント