ペーシング法とは?どんなことに活かせるのか解説【心理法則】

心理法則
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ペーシング法、ディスペーシング法

人は誰かと会話しているとき、会話している相手が早口だと自分の話すスピードも早くなってしまうときがあります。
このように会話している相手の態度言動感情無意識に同調してしまうことを「ペーシング(同調行動)」と言います。

  • ペースを合わせる、合わせないで信頼関係を築く

しかし、意図的にこのような同調行動をしないようにすると、相手はコミュニケーションが遮断されたような気がしてしまい、逆にこちらの態度と言動にペーシングしてしまうことがあります。このことを「ディスペーシング法(反同調行動)」と言います。

悪質なクレーマーなどに対しておろおろしてしまうのは「ペーシング(同調行動)」となり、相手をますますつけ上がらせてしまう原因となります。
このような場合には、自分の意思を強くしっかりと持ち、物事に動じない態度をとって(ディスペーシング)、話を良い方向に持っていって決着をつけられるようにすると良いでしょう。

例えば、怒りやすい人の怒りを鎮めたい場合

下記のポイントを意識してみましょう。

  • 相手の怒りに萎縮せず、不当な言動を冷静に指摘すること

相手の意見や行動を肯定する「同調行動(ペーシング)」をすると、相手の気分が良くなるため、現状の関係が長続きするとありますが、逆効果になってしまう場合もあります。

適度な「反同調行動」で怒りを鎮めさせる

例えば、怒っている人に対して「怖がる」という同調行動をとってしまうと、相手がつけあがり、怒りが継続してしまいます。
怒りで興奮している人には萎縮せずに「周りの迷惑なので、声のボリュームを下げてもらえますか?」と言いましょう。
相手の不当な言動を冷静に指摘する適度な「反同調行動(ディスペーシング)」をとることで、怒りを鎮めることができるかもしれません。

例えば、相手に好印象を与えたい場合

下記のポイントを意識してみましょう。

  • 相手の言葉をオウム返しすること

相手の話に耳を傾けていることを相手に伝えるのに有効なのが「オウム返し」となります。
オウム返し」は「ペーシング(同調行動)」という心理テクニックの一種で、相手の言ったとおりに言い返すと、相手は安心して自分が受け入れられていると錯覚し、好印象を抱きます。

ただし、わざとらしい「オウム返し」をするだけでは、悪い印象を与えてしまう場合もありますので、注意が必要となります。

最後に

今回は「ペーシング法(同調行動)」「ディスペーシング法(反同調行動)」について記事にしてみました。
誰かと話すとき、全てが貴方の興味のある話とは限らないと思います。
ですが、信頼関係を構築したい相手の場合は、無下に出来ません。
そのようなときには「オウム返し」を意識して、好印象を与えられるようにすると良いでしょう。

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