ピグマリオン効果とは?どんなことに活かせるのか解説【心理法則】

心理法則
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ピグマリオン効果

アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによる「人は、期待された通りの成果を出す傾向がある」という主張を「ピグマリオン効果」と言います。これは、キプロス島の王ピグマリオンが、象牙で作った乙女像に、人間になってほしいという期待を込めて祈り続けたところ、本当に人間になったというギリシャ神話にちなんで名付けられました。

  • 期待することで相手のモチベーションを高める

この「ピグマリオン効果」は、教育や人材の育成・開発の分野にてよく使われている心理テクニックとなります。
例えば、成績不振の部下には、叱るのではなく、常に期待をすることで、成績の向上を促していくのが良いでしょう。

例えば、部下・後輩のやる気を促したい場合

下記のポイントを意識してみましょう。

  • 成績不振の部下・後輩には、期待感を示すこと

部下・後輩を叱って伸ばすか、または褒めることによって伸ばすか、上司の立場にいる人にとっては非常に悩みどころでしょう。
部下・後輩を伸ばすには、期待を込めて褒めてあげることが重要となります。

期待してあげると、それが現実となる

部下・後輩を褒めることにより、部下・後輩のやる気が芽生え、成績も向上します。
心理実験でも結果が出ていることから、人は期待された通りの結果を出そうとする傾向にあるのです。
この心理法則を「ピグマリオン効果」と言います。

  • 「~してもらえる?」は、部下・後輩を動かす魔法のフレーズ

部下・後輩に指示を出すときは、「~しろ!」というような命令口調ではなく、「~してもらえる?」とお願いすると、気持ちよく指示を受けてもらえるでしょう。

プライドの高い部下・後輩へは優しく指示を出す

プライドの高い部下・後輩に対しては、「従わせよう」とは考えず、相手の気持ちを考えてお願いをすると、スムーズに仕事が進められるでしょう。

  • NG:上司:「この書類をまとめておけ!」
    NG:部下・後輩:「・・・、やっておきます(イライラ)」
  • OK:上司:「この書類、まとめておいてもらえるかな?」
    OK:部下・後輩:「はい、承知しました」
  • あえて自身の失敗談を語り、共有感を持たせる

「僕が君くらいの年齢のときは、社内でナンバー3に入る営業成績を上げていたよ」などといった上司の武勇伝は、部下・後輩に煙たがられがちですが、上司の失敗談に関しては好感を持たれやすい傾向があります。

失敗という共有体験で親密感と向上心が芽生える

「君くらいの年齢のときに、見積もりを間違えて会社に大損害を与えたことがあるよ」といった、若手時代の失敗談を語ることで、部下・後輩はその上司と共有体験をしているかのような錯覚を起こし、親密感と向上心が芽生えるでしょう。
これは、部下・後輩と信頼関係が築けているほど有効な心理テクニックとなります。

最後に

今回は「ピグマリオン効果」について記事にしてみました。
人は誰かに期待されるとやはり嬉しいと感じてしまうものです。
自分に対して期待してくれている人には結果で答えたいと感じるようになり、本来のポテンシャルを発揮し結果を出そうと努力するようになります。

また、部下・後輩に関しては、仕事上で良い成果を出して欲しいときに使えますが、友人・親友など、同じ目標に向かっている人に関しては、お互いに期待し合うことで、良い結果を出せるようになるかもしれません。

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