【応用心理学】概要を詳しく解説します

心理学

この記事では「応用心理学」の概要について簡単に紹介します。

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心理学の種類は大きく分けて2つ

心理学の種類は大きく分けて2つ

「心理学の種類」については大きく分けて2つあります。

1つ目は「基礎心理学」です。
その名の通り、複数の基本的な心理学の分野を総称した呼び方となります。

含まれる分野としては下記のようになります。

認知心理学

学習心理学

行動心理学

知覚心理学

神経心理学

生理心理学

発達心理学

人格心理学

社会心理学

これらの基本的な心理学の分野については、前回の記事で概要を紹介しています。

2つ目は「応用心理学」です。
1つ目の「基礎心理学」を応用して生み出された複数の分野の総称となります。

含まれる分野としては下記のようになります。

臨床心理学

犯罪心理学

産業心理学

教育心理学

災害心理学

スポーツ心理学

こちらの応用心理学の分野については、以降で概要を紹介します。

上記のように「心理学」には「基礎心理学」と「応用心理学」という種類が含まれていることを再度認識しましょう。

応用心理学に含まれる分野の概要

応用心理学に含まれる分野

先ほど紹介したように、応用心理学の分野としては6つあります。
下記にて、この6つの分野の概要について紹介します。

臨床心理学

「臨床心理学」は、精神障害や心身症、心理的な問題や不適応行動などの援助方法、回復、事前予防について研究を行う分野となります。

「臨床」の文字通り、医療の対象となりうる可能性を秘めた人々への心理学的な援助を目的としています。そのため、心理検査、心理面接、地域援助、調査研究の4つの領域に区分されています。取り扱う題材としては精神医学、精神病理学と関わりが深いものとなっており、研究者は「臨床心理学者」と呼ばれます。

「臨床心理学」は、鬱などの心の病気の援助・治療・予防を行う分野だと覚えておきましょう。

犯罪心理学

「犯罪心理学」は、犯罪行為やそれに関わる周囲環境の理解に対して、心理学的方法論を用いて明らかにする分野となります。

研究内容については幅が広く、犯罪に関連する人間の行動、犯罪の発生原因やその意味、捜査手法、犯罪を犯した人や被害者の特徴や行動予測、法廷での証言や鑑定などが含まれます。また、「犯罪心理学」の研究領域としては、犯罪精神医学、犯罪社会学、刑事政策と重なる部分が多く、犯罪学の一つとしてみることもできます。

「犯罪心理学」は、犯罪および犯罪者について研究し、犯罪予防や犯罪捜査、犯罪者の更生に寄与するための分野だと覚えておきましょう。

産業心理学

「産業心理学」は、産業において、最適な人材配置や仕事のパフォーマンス向上の要素、人間が仕事をすることによる経済効果を対象として研究する分野となります。

「産業心理学」は、人事心理学、人間工学、マーケティングなどの下位領域に発展、細分化されてきました。戦後の除隊兵の復職などが社会問題になったことが「産業心理学」の形成に大きな影響を与えたとされています。

「産業心理学」は、産業活動における人間の心理を研究する分野だと覚えておきましょう。

教育心理学

「教育心理学」は、乳児期から青年期にかけての人間の精神および知能の発達や人格の形成と教育の関係性を研究する分野となります。

教育の過程で発生した事象を、心理学的に明らかにして、最も効果的な教育の方法を見つけ出そうとする目的があります。さらには、教育の際に出てくる問題を、一般心理学的な解釈から調査・解決し、実際の教育に応用することも目的に含まれています。

「教育心理学」は、教育に関する分野に心理学を応用していく方法を研究する分野だと覚えておきましょう。

災害心理学

「災害心理学」は、地震、津波、火山噴火、台風などの自然災害や、火災、爆発、飛行機事故、鉄道事故などの人為的災害と人間の心理がどう関係しているかを研究する分野になります。

災害での死別や悲哀、急性ストレス障害や心的外傷後ストレス障害などが発生した場合の災害前後の心理の変化やその後のトラウマなどを分析し、災害の予防、人為的二次被害を防止することも研究内容に含まれています。

「災害心理学」は、災害と人間心理の関係を研究する分野だと覚えておきましょう。

スポーツ心理学

「スポーツ心理学」は、スポーツと人間心理の関係性を研究する分野となります。

目的としては、スポーツ選手として必要な知識や態度、実践的な課題解決能力を育成・習得しようとすることです。また、心身の健康管理についても研究内容に含まれています。

「スポーツ心理学」は、スポーツの領域に心理学を応用するための研究を行う分野だと覚えておきましょう。

概要のまとめ

上記で応用心理学に含まれる分野の概要をまとめました。
いずれの分野も「応用心理学」=「心理学」となります。
気になったものがあれば、より詳しく学んでみると良いでしょう。

応用心理学の種類に関係する職業

応用心理学の種類に関係する職業

先ほど紹介した応用心理学の種類に関して、それぞれの分野に関係する職業をまとめました。
いずれの分野も「心理学」に精通するため、似通っている職業があったりもします。

臨床心理学

病院の臨床心理室

開業心理クリニック

自治体の教育センター

スクールカウンセラー

児童相談所

児童福祉施設

企業の健康管理室

少年院

刑務所

犯罪心理学

科学捜査研究所の研究員

科学警察研究所の研究員

家庭裁判所調査官

法務省専門職員(矯正心理専門職、保護観察官、法務教官)

産業心理学

産業カウンセラー

学校のカウンセラー

役所のカウンセラー

病院のカウンセラー

教育心理学

教育現場(学校・スクール)のカウンセラー

災害心理学

地方公務員

警察官

消防士

自衛官

警備員

中学校教諭

高校教諭

スポーツ心理学

スポーツカウンセラー

メンタルトレーナー

アドバイザー

「臨床心理学」を活かせる仕事が多い印象を受けました。
前回の記事にも書いていますが「臨床心理学」には「臨床心理士」という資格が必要です。
この資格を取るためには大学院に行く必要があるみたいなので、本気で目指したい方は強固な意志を持って目指しましょう。

応用心理学の種類に関係する資格

応用心理学の種類に関係する資格

応用心理学の種類に関して、それぞれの分野に関係する資格をまとめました。
資格には受験に条件があるものもあるので、気になった資格については詳しく調べてみるのが良いでしょう。

臨床心理学

臨床心理士

犯罪心理学

臨床心理士

臨床心理士資格認定

心理カウンセラー

産業心理学

産業カウンセラー

教育心理学

認定心理士

学校心理士

教育カウンセラー資格

災害心理学

認定心理士

精神対話士

スポーツ心理学

スポーツメンタルトレーニング指導士

JTA公認 スポーツメンタルトレーナー

アドラー流メンタルトレーナー資格取得講座

スポーツメンタルコーチ

「臨床心理士」については、受験資格が下記のようになっており、取得するためにはかなりの努力が必要となることが分かります。

主な受験資格は以下の通り。

指定大学院(1種・2種)を修了し、所定の条件を充足している者

臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者

諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後の日本国内における心理臨床経験2年以上を有する者

医師免許取得者で、取得後、心理臨床経験2年以上を有する者など

引用:日本臨床心理士資格認定協会HP

心理学を使う仕事に就く3つの方法

心理学を使う仕事に就く3つの方法

学んだ心理学を有効に活用できる仕事に就きたい、好きなことを仕事にしたいと考えている方も多くいるのではないかと思います。
最も手っ取り早く就職するための有効な手段としては下記となります。

心理学系の大学を通って学び卒業すること

専門学校やスクールに通って学ぶこと

未経験のまま就職すること

心理学系の大学に通って学ぶ

ほとんどの方はこの方法だと思います。
学生時代から心理学に興味があって、関連する仕事に就きたいと考えているのであれば、心理学系の大学に通うのが楽ちんです。

ただし、注意しないといけない点は、心理学は分野ごとに研究内容が異なります。
ですので、学校を選ぶ際には自分が学びたい分野に特化した教授がいるかどうかを事前に確認しておくことが重要となります。

専門学校やスクールに通って学ぶ

心理学系の大学に通う方法の次に多そうなのはこの方法だと思います。
一つの分野に特化した専門学校やスクールに通って就職を目指す方法です。

この方法については、心理学に特化した学校のため、さすがに学びたい分野の先生がいないといったことはないと考えられますが、別の問題として通える距離にあるのかという点です。

事前調査で、どこに学校があって、通うのにどれぐらいかかるを明確にしておく必要がありますし、最悪引っ越して通う選択肢も出てくるのではないかと思います。

未経験のまま就職する

職場によって、心理学を学んでいなくても就職することができる会社(企業)があります。

基本的には、心理カウンセラーとして仕事をする場合には、経験も資格も必要ありません。
ですので、未経験のまま入社して、実際に仕事をしながら「資格の取得」と「キャリア形成」を目指していくことも不可能ではありません。

ただし、未経験者よりも、経験者や心理学について知見がある人のほうが採用されやすい事実がありますので、心の中で忘れないようにしましょう。

まとめ

まとめ

心理学の種類について概要をまとめてみました。
心理学に興味があったり、好きな方、まだあまり詳しくない方はぜひ学んでみてください。

また、実際に心理学に関わる仕事に就きたいと考えている方は、自分に最も合った有効な方法で目指していきましょう。

コメント

  1. […] (「応用心理学」についてはこちらの記事で解説しています。) […]