【基礎心理学】概要を詳しく紹介します

心理学

この記事では
「心理学」の種類にはどのようなものがあるのか?
のような疑問を解消できるように「心理学」の概要について簡単に紹介します。

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心理学の種類は大きく分けて2つ

心理学の種類は大きく分けて2つ

「心理学の種類」については大きく分けて2つあります。

1つ目は「基礎心理学」です。
その名の通り、複数の基本的な心理学の分野を総称した呼び方となります。

含まれる分野としては下記のようになります。

認知心理学

学習心理学

行動心理学

知覚心理学

神経心理学

生理心理学

発達心理学

人格心理学

社会心理学

これらの基本的な心理学の分野については、以降で概要を紹介します。

2つ目は「応用心理学」です。
1つ目の「基礎心理学」を応用して生み出された複数の分野の総称となります。

含まれる分野としては下記のようになります。

臨床心理学

犯罪心理学

産業心理学

教育心理学

災害心理学

スポーツ心理学

こちらの応用心理学の分野については、次回の記事で概要を紹介します。

上記のように「心理学」には「基礎心理学」と「応用心理学」という種類が含まれていることをまずは認識しましょう。

基礎心理学に含まれる分野の概要

基礎心理学に含まれる分野の概要

先ほど紹介したように、基礎心理学の分野としては9つあります。
下記にて、この9つの分野の概要について紹介します。

認知心理学

情報処理の観点から人の認知活動を研究する分野となります。

この分野は、人間の知覚・理解・記憶・思考・学習・問題解決などの高次認知機能を研究対象としており、脳科学・神経科学・神経心理学・情報科学・言語学・人工知能などと関わりがあるため「認知科学」と呼ばれることもあります。

「認知心理学」は、知覚・記憶・思考などの人間の認知活動について研究する分野だと覚えておきましょう。

学習心理学

学習つまりは人間を含む動物が経験を通してその行動を変化させていく過程を研究する分野となります。

この分野は、人間理解の第一歩として欠かせない基礎的な心理学として認識されています。
行動は大きく分けて二つあり、一つは「性得性行動」つまりは元々生まれつき持っている「本能」、もう一つは「学習性行動」つまりは経験によって獲得し、状況によって適応するために行動を変えてゆく「学習」です。
この「学習心理学」で扱うのは後者「学習」のほうとなり、学習によって得た行動は、人が人として、動物が動物として生きていく上で非常に重要となり、実際のところ人間などの動物の行動の多くは学習に成り立っているのです。

「学習心理学」は、人や動物が経験を通して学ぶことによって、行動を変容されていく過程を研究する分野だと覚えておきましょう。

行動心理学

人間の行動から感情が読み取れるという観点から、人間の行動やしぐさのパターンからその人間の心理を研究する分野となります。

この分野は仕事やマーケティングなどで活用することができ、主に顧客の心理を理解するために役に立ちます。よく使われる心理法則としては「バンドワゴン効果」「返報性の原理」「ザイオンス効果(単純接触効果)」「スノップ効果」「プロスペクト理論」「ウィンザー効果」「フット・イン・ザ・ドア」「ドア・イン・ザ・フェイス」が挙げられます。

「行動心理学」は、人間の行動を観察し、その心理を研究する分野だと覚えておきましょう。

知覚心理学

人間の「知覚」のあり方を研究する分野となります。

この「知覚」には、視覚(色覚・光覚)、聴覚、嗅覚、味覚、触覚(皮膚感覚)、内臓感覚(有機感覚)、運動感覚、平衡感覚、時間知覚などがあります。ちなみにこの中で一番研究されてきたのは視覚でした。

「知覚心理学」は、人間が持つ知覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、深部感覚、内臓感覚など)を研究する分野だと覚えておきましょう。

神経心理学

人間の脳を中心とする神経系と、言語・認知を中心とする精神機能との関係性を研究する分野となります。

人の認知、行動、感情、思考、自我意識、社会性などの人の心の働きには脳が関連しているという考え方を明らかにするために、様々な機関が臨床・研究活動を行っています。

「神経心理学」は、脳と心の関係を研究する分野だと覚えておきましょう。

生理心理学

人間の生理学的な活動と心理学的な現象の関連性を科学的に解明する分野となります。

恐怖体験をすると手に汗を握る。といった情動を伴う生理的な変化を測定し、この変化から心と身体の関連性を調べることを主としています。測定には、心電図、脳波・事象関連電位、脳磁図、体温、皮膚電位、筋電図、脳内血流計測を使用します。

「生理心理学」は、脳波や心電図を使用して、ある心理状態の時は、脳のどこが働いているのかといったようなことを研究する分野だと覚えておきましょう。

発達心理学

人間の加齢に伴う発達的変化を研究する分野となります。

加齢に応じた発達段階は、幼児心理学、児童心理学、青年心理学、老年心理学のように区分分けされており、これらは「発達心理学」の下位領域とみなされています。さらに、近年ではこれらの区分に加え、胎児期や壮年期についての研究も行われているそうです。

「発達心理学」は、人が年齢を重ねるごとにどのような心の変化が起こるのかを研究する分野だと覚えておきましょう。

人格心理学

人間のパーソナリティ(性格・人格)を研究する分野となります。

人のパーソナリティを研究する方法は二つで、類型論と特性論に分けられます。
類型論は複数のカテゴリー(種類)を想定して人のパーソナリティを分類する方法となり、特性論は複数の特性を想定し、一人のパーソナリティの中でそれぞれ特性に点数を設けて研究する方法です。

「人格心理学」は、人の持っているパーソナリティ(性格や人格)について研究する分野だと覚えておきましょう。

社会心理学

個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する分野となります。

現代において「社会心理学」とは「社会における個人の心理学」とみなされています。
定義としては、他人が実際に存在したり、創造の中で存在したり、あるいは存在することが仄めかされていることによって、個人の思考、感情、行動がどのような影響を受けるのかを理解し説明するための試みが「社会心理学」となります。

「社会心理学」は、社会の中で行動する個人の意識や行動について研究する分野だと覚えておきましょう。

概要のまとめ

上記で基礎心理学に含まれる分野の概要をまとめました。
いずれの分野も「基礎心理学」=「心理学」となります。
気になったものがあれば、より詳しく学んでみると良いでしょう。

基礎心理学の種類に関係する職業

基礎心理学の種類に関係する職業

先ほど紹介した基礎心理学の分野の概要に付随して、それぞれの分野に関係する職業を下記でまとめました。
いずれの分野も「心理学」に精通するため、共通する職業があったりもします。

認知心理学

公立研究所での研究員

セラピスト

学習心理学

リハビリテーションセンターの心理職

行動心理学

カウンセラー

コンサルタント

行動心理学の講師

知覚心理学

児童相談所の職員

発達障害支援センター

神経心理学

リハビリテーション病院の心理職

製薬会社の研究員

生理心理学

その他(共通)と同様

発達心理学

児童心理司

家庭児童相談室の相談員

障害者職業カウンセラー

学生相談室カウンセラー

スクールカウンセラー

人格心理学

その他(共通)と同様

社会心理学

経営コンサルタント

企業の商品開発・マーケティング

企業の広報

その他(共通)

データ・サイエンティスト

マーケター

専門性の高いカウンセラー

一般職

心理学を大学で学んだ後、どのような職業に就く人が多いのか調べてみると、一般職に就く人が多いみたいです。
特に「臨床心理士」や「心理学の研究をする」場合は、大学院に行く必要があるみたいなので、努力と固い意志が必須となります。

基礎心理学の種類に関係する資格

基礎心理学の種類に関係する資格

今度は、紹介したそれぞれの分野に関係する資格についてまとめてみました。

認知心理学

認知行動療法士

学習心理学

臨床心理士

公認心理師

行動心理学

行動心理士

知覚心理学

認定心理士

神経心理学

医師

言語聴覚士

臨床心理士

生理心理学

認定心理士

発達心理学

臨床心理士

臨床発達心理士

人格心理学

認定心理士

社会心理学

社会調査士

どの分野においても共通して必要となる資格があることが分かります。
例えば「認定心理士」です。
この資格は、心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を習得していると「公益社団法人日本心理学会」が認定した人のことを指すようです。
ですので、心理学の専門家として仕事をしたい場合には、この資格の取得が必須だと考えられます。

心理学を使う仕事に就く3つの方法

心理学を使う仕事に就く3つの方法

学んだ心理学を有効に活用できる仕事につきたい、好きなことを仕事にしたいと考えている方も多くいるのではないかと思います。
最も手っ取り早く就職するための有効な手段としては下記となります。

心理学系の大学を通って学び卒業すること

専門学校やスクールに通って学ぶこと

未経験のまま就職すること

心理学系の大学に通って学ぶ

ほとんどの方はこの方法だと思います。
学生時代から心理学に興味があって、関連する仕事に就きたいと考えているのであれば、心理学系の大学に通うのが楽ちんです。

ただし、注意しないといけない点は、心理学は分野ごとに研究内容が異なります。
ですので、学校を選ぶ際には自分が学びたい分野に特化した教授がいるかどうかを事前に確認しておくことが重要となります。

専門学校やスクールに通って学ぶ

心理学系の大学に通う方法の次に多そうなのはこの方法だと思います。
一つの分野に特化した専門学校やスクールに通って就職を目指す方法です。

この方法については、心理学に特化した学校のため、さすがに学びたい分野の先生がいないといったことはないと考えられますが、別の問題として通える距離にあるのかという点です。

事前調査で、どこに学校があって、通うのにどれぐらいかかるを明確にしておく必要がありますし、最悪引っ越して通う選択肢も出てくるのではないかと思います。

未経験のまま就職する

職場によって、心理学を学んでいなくても就職することができる会社(企業)があります。

基本的には、心理カウンセラーとして仕事をする場合には、経験も資格も必要ありません。
ですので、未経験のまま入社して、実際に仕事をしながら「資格の取得」と「キャリア形成」を目指していくことも不可能ではありません。

ただし、未経験者よりも、経験者や心理学について知見がある人のほうが採用されやすい事実がありますので、心の中で忘れないようにしましょう。

まとめ

まとめ

心理学の種類について概要をまとめてみました。
心理学に興味があったり、好きな方、まだあまり詳しくない方はぜひ学んでみてください。

また、実際に心理学に関わる仕事に就きたいと考えている方は、自分に最も合った有効な方法で目指していきましょう。

コメント

  1. […] また、上記の「基礎心理学」と「応用心理学」の詳細については下記の記事で紹介していますので、気になる方はぜひ!参考>>心理学の種類についての概要をそれぞれ詳しく紹介! […]

  2. […] 参考>>心理学の種類についてはこちらの記事にまとめています。 […]

  3. […] 「社会心理学」も含めてこちらで紹介していますので、良かったら確認してみてください。 […]

  4. […] 種類が分かれている理由としては、大学によって学ぶことができる心理学の種類が異なっている場合があるためとなります。 […]